短文以上長文未満の妄言

ただ書いていく。

アイカツ!3期の考察のようなもの 大空あかりを追いかけて

3期アイカツ!も終わりに近づきいよいよ4期に突入する。2期までの流れをくむと4期であかりジェネレーションは終わりということになる。本当にそうなるかは時が(もしくはTwitterの転載画像が)教えてくれるかもしれないが。とにもかくにも、それを前に少し大空あかりを追いかけてみようと思う。

以下考察のようなもの

 

 2期までの大空あかりを振り返る

初登場の大空あかりは星宮いちごに憧れる1人の少女であった。アイカツ!2期はそんな彼女が1人のアイドルになる、その走り出しまでを描いていた。アイカツ!で言うところの1話である。76話時点でのあかりは「アイドル(星宮いちご)に憧れている」「実力がスタートラインに到達していない」この二つの属性がピックアップされていたように思える。そしてこれらの属性を修正することでアイドルとしての成長を促している。

振り返ると心技体という面でアイドルに満たないあかりを、基礎体力が足りない部分をブートキャンプで技術の部分をトランポリンで。全体を通して心を育てていったという印象を受ける。特に心を鍛えるという面は、星宮いちごとの関係によって述べられていた。そしてまた心を鍛えることは「星宮いちごに憧れる少女」をどのように料理するかに繋がる。ここで取り上げるのは「星宮いちごみたいになりたい」から「星宮いちごみたいなアイドルになりたい」までの道のりである。

「いちごになりたい」大空あかりは77話でいちごの話によってその考えが少し違うことに気づく。そして今までの自分との決別をし、自分の中の「星宮いちご」を追い出そうとする。その結果「(星宮いちごに)ならないようにする」大空あかりができあがる。これがネックとなったのが96~97話だ。スペシャルアピールができない大空あかりに対してアドバイスを送るいちご。自分が外側からあかりを見ていること、さらにこれまでの努力が彼女を味方をしているとを告げる。この時友人も親もいない孤独なあかりという状況にある。そんなあかりを支えたのがいちごの言葉だった。また憧れた先輩が見ているという状況が大空あかり彼女の自信につながったと言えるだろう。だがそれは憧れが見ているという外部要素を得ただけであった。そのため101話では未だ「ならないようにする」大空あかりとしてアイドルのステージに立とうとする。しかしいちごと話すうちに「憧れ」もまた自分自身であるということに気づく。つまり始まりの「憧れ」は必ずしも自身と切り離さなくても良い。「それを受け入れることもまた強さ」というよくある話だが、これが「星宮いちごみたいなアイドルになる」目標を作り上げた。

3期アイカツ!における大空あかり

3期の主人公として抜擢された大空あかり、話を振り返ると彼女の成長譚としては若干弱い気もするがしかし弱いなりに成長はしている。むしろ急激な展開と成長のない方が星宮いちごと比較した時に一般的なアイドルらしさが出るかもしれない。そんな感じでアイカツ!3期の前半はあかりの少しずつ成長していく話といちごとあかりの関係という面で話が展開していた。

星宮いちごのようなアイドルを目指す大空あかり

星宮いちごのようなアイドル」になるには彼女と同じようなアイカツ!をすればよい。というのはある程度適当である。また「いちごオタク」である彼女としても同じチャンスがあれば挑戦したいというのも納得できる話である。

星宮いちごを象徴したものとして例えば「崖登り」がある。102話で出てきた時は氷上スミレとのアイカツの一環として登場した。このとき、あかりから「星宮先輩といえば」というワードも出てきており彼女がいちごを意識しているのがわかる。また107話では「プレミアムカードを手に入れる」という状況で「崖を登る」といった点で「私も崖だ」と少し喜んでいたところも記憶に残る。しかしながら、どちらの場合も「崖」は重要な壁としてではなく、一つの引っ掛かりとして演出されてもいた(OPで毎週登っていたから楽勝なのだろう)。

いちごと同じアイカツという話では103話の「一日マネージャー」や113話の「クリスマスツリーの伐採」がある。ただこの二つに共有しているのはどちらもあかりが望んで起こそうとしたものではなかったというところだ。103話では偶然いちごと同じ展開に114話では紅林珠璃の言葉によってその状況へ誘導された形を取っている。残念なことにあかりはいちごと同じような道に期待していながらも彼女の同じ道はほとんど歩んでいなかったという話になる、当然ではあるが。

大空あかりのターニングポイント(~126話まで)

 それでは大空あかりはどのように成長してきたか。どんな道を歩むことになったか。彼女のターニングポイントを上げていくと「ポンポンクレープガールオーディション」「大スター宮いちごまつり」「お天気キャスター」「スターライトクイーンカップ」「ソレイユとの関わり」「スミレ、ひなき、珠璃との出会い」といったところだろう。多いな、全部は書きたくない。

ポンポンクレープガールと大空あかり

ポンポンクレープガールオーディションで注目するのはオーディションを受ける大空あかりの取った行動である。事前の下調べと練習はいつものアイカツ!でもある描写だが、好きになったことに夢中になるあかりと「大好きになるために」ポンポンクレープを食べる描写が結び付けられていた。またポーズの練習ではあかりが身体を動かしてその場で直感で表現していた(夏に練習したトランポリンのおかげだろう)。けれども、練習後に何をしていたのかうまくイメージができていない。「その場で直感的に表現」しつつも「コツを掴むわけではない」大空あかり像が見える。これは「その場で直感的に表現」しつつも「天才的に感覚を掴む」星宮いちごとの対比としても捉えられる。またポンポンクレープは広く世に知られるためのアイドルの登竜門という設定は今回省かれていたが、このオーディションが今後の展開に一役買っているという想像はたやすい。

大スター宮いちごまつり を深読みしてみる

大スター宮いちごまつりは星宮いちごが主役と言うことでその視点から見てしまう、もちろんそういう話ではあるが。今回は3期アイカツ!の中に当てはめて大空あかり目線で見た場合、この話もまた彼女の成長の一部としてみることができるのではないか。

あかりは大スター宮いちごまつりをサポートするという機会を通して、星宮いちごという存在がどのような環境で作られてきたかということを経験してきた。その上で彼女を導いた美月の本心を聞いたのもあかりである。それはある意味でトップアイドル、さらにはそこに至るいちごを知るという経験でもある。つまり「星宮いちごのようになりたい」という願いの無謀さを知るということになるだろう。けれどもその上で美月はステージに誘い、いちごはアイドルの夢をつないで欲しいと言う。いちごはさらに「ここまでおいで」と呼ぶ。そしてあかりは「絶対にいきます、星宮先輩のところまで」と答える。こうして「星宮いちごのようになりたい」という願いの変化と新しい目標「星宮いちごのところまで行く」が形作られたと解釈してみる。(トップアイドルと自分との間の挫折に関してはそんな描写はなく妄想である、しかしながら涙をこらえアイドルの夢をつなぐと答えた大空あかりからそんなことを思ったり。)

いちごまつり後 

大スター宮いちごまつりでの変化は114話のクリスマス回で見ることができる。「星宮いちごと同じアイカツ」がフレーズだったはず?の大空あかりは紅林珠璃に言われるまで、自分が「あの時」と同じことをするとは思っていなかった。つまり彼女の目標の変化を示唆していると捉えてみれば彼女の大スター宮いちごまつりでの影響が少し理解できそうだ。(もちろんあんな無茶なことは普通しないから気にもとめていなかっただけだろうが、それでも最初から率先して木を切ろうと言わなかったのはいちごとの実力差を感じているからか)。

その後の場面でもいちごと同じ景色を見た彼女こそ感動していた場面はあったが、珠璃に言われ最初木を切りにいきたいと望んだのはあかりの内からの思いであり、星宮いちごと同じではなく彼女がとれる選択肢を選んでいた(最初に斧を選択は思考の結果だったり湖だったり)というのも気にしておきたい。

大空あかりの選ぶ道

今年の目標として選んだ自分の得意なことを見つける、という課題に悩んだあかりは星宮いちごに相談をかける。そこであかりはいちごに「自分らしいアイドルになる」と彼女の心情を伝えている。それはある意味77話の星宮いちごからのアドバイスへの自分の言葉での返事。

あかりは自分のなりたいアイドル像を発揮できる場所として「お天気キャスター」を選んだ。面接の場で「見てくれる人の気分をおてんきにできる」「楽しい時はもっと楽しく、悲しい時は気持ちを和らげられる」もまた彼女の言葉でのもの。こうした「変化するあかり」「自分を表現する」というのがこの回の一つのテーマであり、その結果が変化した彼女を示す「サイン」であった。またテーマとは違うがぽんぽんクレープをはじめ、テレビで全国に顔を広めるというギミックを選んだのは細かい。

あこがれの向こう側

憧れの向こう側へ向かうソレイユと彼女たちを追う後輩が125話で描かれていた。やはり注目はその中で大空あかりが決めた「スターライトクイーンを目指します」という目標、いや「スターライトクイーンになります」という宣言だった。彼女はどうしてそこに至ったのかについては具体的に述べられていない。その通り、今までのアイカツ!では重要な決定をするときにそのシーンが挿入されることが少なかったりする。

考えるに冒頭でスターライトクイーンになり、さらにいっそう輝くアイドルとなった北大路さくらと夢は叶わないかもしれないが夢があるから頑張れる、また夢は叶えようと思わなければ叶わないという夢に関しての言葉が後押ししたのだろう。

結局、分かり切ったことではあるが、あかりの「星宮いちごになりたい」という夢は「星宮いちごみたいなアイドルになりたい」そして「星宮いちごみたいな凄いアイドルになりたい」「星宮いちごの元へ行く」へと変わった。そしてその夢のための通過点として「スターライトクイーンになる」と設定したのだった。

この回の主人公間、そしてユニット間のバトンタッチは夢を追う少女たちから夢を追う少女たちへと繋がる、しかしどちらもまだ夢の途中である。また言えば新しい夢を見つけたソレイユはその通過点に「Our Dream」を、あかりは「スターライトクイーン」を、どちらも夢を追うための通過点に走り出した回でもあった。

127話以降の大空あかり

3期後半はユニットを中心とした話の展開となっている。そのため大空あかり自身の成長と言う面は前半よりあまり強調されていない。そもそも前半でもあれだけ弱い成長なのに大丈夫かと思わなくもない。しかしそれよりも今までやってきたことがどのように影響を与えたか、そんな振り返りを持った話をみかける期間であった。

大空あかりと後輩

 3クール目からは黒沢凛、天羽まどかの二人が後輩として投入される。当然あかりは先輩となり、カメラは大空あかりの先輩らしさを映し出す。大空あかりの先輩らしさは後輩を支援する形で実現している。128話『夢のショータイム』ではデザイナーを訪れる際に緊張する凛に変わって緊張せずに場に対処する姿が、133話『ハローニューワールド』ではまどかと共に練習する姿が、さらに134話『おもわずスキップス♪』ではまどかと共にユニット名を決め、138話『素顔の輝き☆』でも切羽詰った場面で後輩に対して順序良く話を進めていくといった形で映し出される。

少々長くなったが、これらに共通することはどれも大空あかりが一度は通ってきたものを再び再現しているにすぎないということだ。例えば128話の初対面の人間との対話では活躍がテレビ業界という面で緊張しなくなったのだろうという話もできるが、111話『ディア マイ ファン!』でまぐろさんと出会いオドオドしたところから始まり、129話「トークの花道」でそれを受けてまぐろを相手に1人で対応できた(完璧ではなかったが)という点での成長を踏まえるとあの対応ができたのも納得という作りになっている。

また133話のまどかとの崖登りで平気だったのは言うまでもない(前半のOPで毎週登っていたから楽勝なのだろう)。138話でステージを前に時間に間に合うかどうかの対応でも冷静でいたところは134話でも「直前になって急に広告が入っても対応できる」という点で映されていた。

しかしつまり、あかりの先輩らしさは彼女が対応できる範囲でしか発揮されていないということだ。これじゃあ成長にはつながらないとも言えそうだが。その分ユニットという形で新しい刺激が加えられる。

大空あかりとユニット

3クール以降はユニット編だといっても良いくらいにはそれが取り出されるが、大空あかりは主人公にも関わらずユニットに関しては主役的な立場として物語を動かすことはほとんどなかった。それはそれで面白いとは思うが。ユニット編に入ってからはプレミアムドレスを獲得するという話こそないが、あかりの「よろしくね私の味方」という描写を使わなくなった。一つ、ユニットの相方という見方を付けたからというようにも捉えられるがどうだろうか。

  • スキップス

「私を輝かせてくれる」相手としてまどかが選んだのが大空あかりだった。あかりのユニットの魔法はどのように魅せるのか、と思ったがそのような話ではなかったらしい。スキップスは「カメラを通して誰かに見られてきた」あかりと「見られることを意識している」まどかによって構成されている。まどかが自分を引き出してくれる相手としてあかりを選んだのもこうした人に見られているときにどのように振る舞えるかという部分なのかもしれない(そんな描写こそないけど)。しかし138話での優勝において「カメラを意識せずに自分らしく応対している姿」=「素顔の輝き」を見せたところを評価されていると考えるとそういうことかもしれない。

  • ルミナス

 大スターライト学園祭、その舞台に立つために結成されたのがルミナス。結成の発端は大空あかり、と言いたいところだがあかり、スミレ、ひなきの3人ともがそう思ったというような描写だった。その後転んだのがひなきだったが。

結成当初のあかりにとってのルミナスへの思いは未だ映されることはない。大きな大会があるからとりあえず組んでみたといった感じだろうか。しかし彼女たちが一緒に何かをすることは言わずもがな、これは必然的な流れを作り出された結果だろう。(意図的すぎた気もしなくもないがテーマがユニットなので仕方がないとしよう)。

学園祭を目指すあかりたちはユニットでの特訓に励む。ユニットアピールでのポイントは高さやスピードといったところがアイカツ!らしくもある。特訓内容もアイカツ!らしく。ここでこうしたアイカツ!らしい描写が増えたのは個人ではなくユニットとしてのアイカツ!がメインに映ったという事だろう。その上で97話のあかりと同じ状況となったルミナス、もといスミレとひなきがあかりから輝きの話を聞くのはそれこそユニットとしての未熟さとスタートを示していたのだろう。

またこの大会はあかりが間接的ではあるが、初めて星宮いちごと向かい合った話でもある。その上で2位と言う状況ではあったものの「苦しかったのに」という言葉は、ある意味自分の新しい味方という肯定の言葉でもあるが、同時に敗者の言葉でもあった。

完璧ではない少女としての大空あかり

3期オフ回でのあかりは一人の女の子として描写されることが多い。115話、126話と143話がそれにあたる。親との関係において未だ年相応の振る舞いをしている姿。何でも上手くできるわけではなくBBQやテントはりなどで瀬名翼に、ボールを忘れたときは涼川直人に助けられ、支援者を必要とする姿。これらから「アイドル」としては成長しているが未だ「年相応」であるといった部分がくみ取れる。特に支援者に関しては、いちごたちがオフでも失敗に対して何か自分たちで対応していたことを考えると、あかりたちの力不足をより引き立てる役割になっていた。またこうした「アイドル」の一面と「年頃の少女」という一面は、いつも映し出されている姿は彼女たち自身でありながらも、やはり少し違うという部分を引き出している。しかし無人島での反応は年相応というよりは中学二年生にしてはボール一つに過剰反応し過ぎのようにも思えるが。

まとめ

不安定なアイドル未満から自分を持ったアイドルへ

 アイカツ!において「泣く」こと、特に涙を流すこと、は珍しいことである。印象強いのはやはり2期の大空あかりだろう。スペシャルアピールが上手くいかない、不安定な状態で彼女は涙を流しそうになる。しかし前述の2期の振り返りで書いた通り、星宮いちごという補助輪を得て彼女は持ち直す。その後3期に入りあかりが涙で目をうるうるさせるという描写は大スター宮いちごまつりにおいてだった。「私の夢、アイドルの夢、繋いでほしい」といういちごの言葉に涙を流しそうになり、「おいで」という言葉に瞳を潤ませる。しかし125話「私スターライトクイーンになります」と宣言するシーンでは星宮いちごという補助輪が外れかかってもなお涙を、瞳を潤ませずにそう宣言できた彼女の成長は半年、いや1年か、1年での成長を物語っている。またその上で彼女が瞳を潤ませた151話はその言葉と同時に、彼女の悔しさの程度を物語っているもので3期終盤を飾るには十分であった。

涙でいうと、安直に涙を流した143話が思い浮かぶ。あれは表現の域の話でもある気はするので判断が難しいが。どちらにせよ最初のあかりのような「不安定(未熟)な存在としての涙」と言える。そう考えると144話「ドッキリアイドル大作戦!」で見せた氷上スミレの涙もまたそのような意味が込められていると考えてしまう。(144話は「大切な友達だから泣いた」の方が好きではあるが)。

話を戻す。あかり成長物語の一端である126話までの3期前半のアイカツ!はそういった、あかりが自分という安定した形を手に入れるまでの話だ(もしかしたらそれはまだ完全に安定していないのかもしれないが)。そして後半はそんな彼女がどのように、ユニットとして活動するか人との関係性を気づくかという部分に焦点が置かれていると言えるだろう。

「誰に見られている」大空あかり

大空あかりは「誰かの目につくアイドル」としての描写が多い。「新入生オーディションが取り上げられる」「ポンポンクレープガール」「お天気キャスター」(一応)「ドラマの主役格」といった活躍の場もそういった面を引き出している。それと同時にあかりの活躍をテレビで見る瀬名翼の描写、天気予報を聞いた彼女の周り人間の言葉からもそういった「誰かの目につくアイドル」像が浮かぶ。

これらはこれから全国に行くための準備としても十分に機能するが、同時に大空あかりというアイドルが他のアイドルよりも誰かの目に留まる状況におかれているという話にいくだろう。それはまたメリットだけでなくデメリットも生む可能性すらある。人に見られているということはその分期待に応える。もしくはミスターS(だっけ)のように人に見られるリスクもないとはいえない。こうした彼女の状況が今後何を生むのか、また彼女自身の話にどうつながるのか期待したいところである。

決してシンデレラではないお話

アイカツ!2期、具体的には大スター宮いちごまつりまでは星宮いちごがトップアイドルへの階段を駆け上るサクセスストーリー、もしくはシンデレラストーリーだった。その数々の華々しい成功というのは確かに目を引き付けるような魅力がある。

しかし大空あかりのお話は、花々で彩られたちょうど「リラフェアリー」コーデのような感じではない。ちょっとずつ花が開いていくような、もしくは少しずつ成長し白鳥になるような。そんな話であろうと考える。しかし実際、成長というものは地味なのか突然なのかわからない。

子犬なんていつの間にか大きくなっているし、花だってじっと見ていないといつの間にか咲いているし。

しかしだからこそ、私はそういった大空あかりの活躍を面倒くさいがなるべく見落とさないように、できれば大空あかりの視聴者になれればと思う。なんて書いてみたり。

最後に、大空あかりの道は星宮いちごのトップアイドルまで一直線の道と比べてはっきりしたものではない。だからこそ未知のアイドルの未知の道は興味を引くものである。彼女がこれからの成長の中で最終的にどんな世界を見つけるかというのも一つのテーマだろう。そこに至るまでの道というのは、今目指しているようなスターライトクイーンの先の星宮いちごということなのだろうか、本当にそれだけなのか。もっと彼女は何かを見つけることができるのではないだろうか。

そういった過剰な淡い期待を抱きながら4期を楽しみにしたい。

 

アイカツ! キャラクター

アイカツ!

 

 

 

アイカツ! あかりGeneration 1 [DVD]

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 劇場版アイカツ!に関して

mikan-keidanshi.hatenablog.com